相変わらず厳しい状況

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11/20 ポイントK
北東の風がやや強く、風を正面にしてはルアーの飛距離が出せない。波は1.5mほどでちょうどいい位だが、20分に1回ほど、3m程の大きなうねりがきて危険な状況。通りすがりのポイントKがめずらしく釣り人がゼロだったのでエントリーする。6:00頃から釣り始めて数投目、50mほどの距離でバイトがあるが、空振り。直後の数回のジャークのあとに、またバイトがあり、これはフッキングするが、少ししてからフックアウト。バイトの感じと魚のサイズからして、たぶんフクラギだ。始めてすぐに魚からのコンタクトがあったため、今日は期待できる!と気持ちが高ぶるが、その期待に反しその後は、特になにも起こらなかった。
8:30頃に場所を変えてのポイントY。うねりが大きくて、波が立ち位置までせりあがってくるので、釣りに集中できないので、1時間ほどで早々に見切りを付けた。
最後に友人からの助言で最近、下げ潮から上げ潮の切り替わりのときに反応がよく出ていると言うので、これに期待してポイントOに12時頃にエントリーする。ここは釣り座が波をかぶることはないが、強風を横に受けてのキャストとジャークが右腕の疲労を加速させる。2時間ほどやって、セットアッパーに1度フクラギが足元まで追いかけてくるが食いつかず。沖には鳥山が時々発生していたが、近づいてこなかった。磯際にはマイクロベイトがいた。
明日は予報では良さそうな状況となっている。明日に期待して、あとは車内で読書や食事をしてくつろぐ。

11/21 ポイントS
波高は、青物を狙うには、少々足りない感じがするが、狙えないことはない。風もほぼ止んでおり、釣りはしやすい。朝まずめ、ララスイムにモワッとなにかがチェイスするが、それ以外は特になにもなく時が過ぎていった。 ここでも磯際にはマイクロベイトがいた。秋らしくなくベイトが小さい。これが原因で青物が寄っていない、あるいは活性が低いのだろうか。

マイクロベイトしかいなくても、朝夕の短時間のワンチャンスはベイトサイズに関係なく、大型プラグにヒットすることがよくある。
青物はコマセ等のえさへの執着が強いと言われる。ふわふわと漂うえさに釘付けになるとも言われるが、より簡単に捕食できるえさが近くにあることを知ると、他の餌には見向きもしなくなるのだろうか。これが関係しているのか、または朝だけはバカになるのか、それとも一晩越すと、昨日みたエサへの執着が薄れて、今朝初めてみたエサが大きくても食ってくるのか。魚の行動は未知なことが多く、興味深い。

能登半島の釣り情報では、少ないながらも昨日と今日でヒラマサやフクラギが釣れている情報があがっていた。全く釣れないわけでもないみたいだ。しかし、私の感触としては今年は過去3年の内で最も渋い。
報道では、能登半島沖の海水温が平年ほど下がっていないために、ブリ漁が不調になると予測されている。後付けにはなるが、今年の釣りにおける青物の不調にも、この報道の言っていることがなんらか影響しているのだろうか。よく分からないがつくづく自然条件は複雑だなあと思う。


(参照:11/17(水) 19:59配信 Yahooニュース)
「ブリは、南下をする際に14度以下の冷たい水を避ける習性がありますが、今年は能登半島沖の冷たい水が沿岸部分まで張り出してきていないため南下するブリが沿岸近くを通らず、富山湾での漁獲が減ると予測されています。

*県水産研究所 阿部隼也研究員「ブリは回遊をする生き物で、今年の能登半島沖の水温の予測をみると、冷たい水が沿岸に出ていないので、沿岸近くを回遊しないことから富山湾に入ってこないと考えている」

一方、気象庁の3カ月予報では平年よりも気温が下がるとなっていることから、今後、海水温が下がって予測を上回る可能性もあるといいます。」

Yahooニュース これから旬…富山湾のブリ漁「平年の7割程か」県水産研究所が予測 能登半島沖の海水温下がらず 

今回フクラギが反応したルアー↓