青物用ダイビングペンシルの中でも圧倒的な人気を誇る
Maria(マリア) ラピードF190。
実際に使った多くのアングラーが口を揃えて言うのが、
「とにかくミスダイブしない」
「誰が使っても安定して動く」
という高い安定性。
この記事では、ラピードF190が
なぜここまでミスダイブしにくいのか、
その設計思想とアクションのメカニズムを徹底解説します。
加えて、
どんな状況で最も強いのか
初心者が失敗しない番手の選び方
の購入ガイドまで説明していきます。
ラピードF190が“ミスダイブしにくい”最大の理由【結論】
ラピードF190が他のダイペンより安定してダイブする理由は、
✔ ボディ中央付近の“中間高さ”に配置されたウェイト
✔ 細身×高浮力設計
✔ 水噛みと抜けのバランスを取ったヘッド形状
✔ 姿勢が乱れにくい前後長とボリューム配分
これらが組み合わさり、
常に水を噛みやすい姿勢でダイブし続ける
際立った安定性を生んでいます。
ラピードF190は「重心が低すぎない」点がむしろ強み
■ 中間ウェイトは“高さ方向の中間位置”にある
ラピードF190の中間ウェイトは、
ボディ側面から見て 上下のちょうど中間あたり にあります。
この位置は、
低重心すぎない
高重心でもない
ロールと直進性のバランスが良い
という絶妙な重心設定です。
■ 中間ウェイトがもたらすメリット
- ロールが安定し、姿勢が破綻しにくい
低重心だとロールが弱くなり、動きが乏しくなる。
高重心だとロールが暴れてダイブ姿勢が不安定になる。
ラピードF190は、中間ウェイトにより
ロールは適度に
直進性は高く
姿勢の乱れは最小限
というバランスを実現しています。
- ミスダイブしにくい
ロッドワークの強弱が多少ブレても軌道が乱れない
次のロッド入力にスムーズに移行できる
連続ダイブでも安定
特に初心者に優しい理由はここです。
- 水面への“入り角”が一定しやすい
ダイブは「水を噛む角度」が大きく影響します。
→ 毎回同じ角度で水に入る=ミスダイブが出にくい
細身×高浮力ボディの相乗効果で動きが破綻しない
ラピードF190は見た目以上に浮力が強く、なおかつ細身です。
この設計が生むメリットは:
弱い入力でもしっかり水を噛む
強い入力でも暴走せず、軌道が崩れない
浮き姿勢が安定する
波の影響を受けにくい
つまり、
操作の許容度がすごく広い
ということ。
ヘッド形状も“ミスダイブしにくい設計”
ラピードのヘッドは、
水流を前方向に変換しやすいよう角度と形状が最適化されています。
■ この形状の効果
初速でしっかり前に押し込まれる
水流を逃がしすぎず、噛みすぎない
ダイブの軌道が毎回同じになりやすい
飛び出しやすい状況(強風・波の返し)でも安定
これもミスダイブしにくい理由のひとつ。
ラピードF190が活きる状況
風があってラインテンションが抜けやすい
波気があってルアーが暴れやすい
高速の連続ジャークを入れたい
サーチベイトとして広範囲を探りたい
「魚がいるのかいないのか確認したいとき、ラピードを投げると数投で反応が出ることがある。」
安定性の高さは、風波強いラフコンディションにおいて、威力を発揮します。
【購入ガイド】ラピードはどれを選べばいい?
■ 初めての1本
👉 ラピードF190
汎用性・扱いやすさ・飛距離のバランスが秀逸。
■ 泡系・強波動で攻めたい
👉 ラピードF230
大場所のヒラマサ・ブリ向き。
■ ベイトサイズが小さいとき
👉 ラピードF160
食わせ要素が強く、タフコンにも強い。
ラピードが苦手な状況
完全に無風&ベタ凪
スロー誘いのみの食わせ系展開
表層をゆっくり見せたいとき
この場合は
ダックダイブF190・レガートF190等を持っておくと多彩な状況に対応できます。
まとめ|ラピードF190は「高い操作性」「よく釣れる」名作ダイペン
ラピードはF190、
中間ウェイトの絶妙な重心
姿勢が崩れない高い安定性
水噛みと抜けの両立
ロッドワークの許容度の広さ
これらの要素が組み合わさり、
圧倒的にミスダイブしにくいダイペンとして仕上がっています。
トップ初心者〜ベテランまで幅広く使われるのは、
この「安定性」と「再現性」の高さゆえ。
しかも、トルネードのような独特の動きは魚の捕食スイッチを入れるのに強く効果的であり、ラピードだからこそ釣れたという状況も多々あります。
まず1本選ぶなら、
間違いなく ラピードF190 が最有力です。

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