6/18 この時期になると、海は暑くなってくる。フクラギとガンドはまだまだ狙えそうだが、ヒラマサはそろそろ厳しくなってきたかなと思ったので、久々に渓流に行くことにした。私は渓流においても人のいない山岳渓流が好きで、沢登りも兼ねて楽しんでいる。注意点は、北陸の渓流では7月中旬頃になるとオロロと言われるアブが大量発生するため、その時期を避けることだ。 今年は残雪が多いという、そこで南向きでかつ、両岸の勾配がなだらかな日当たり良さそうな沢を25000/1の地形図から探す。源頭もなだらかな地形であれば、土砂崩れの可能性も低く、魚は多くいる可能性が高い。富山県西部の沢に決める。
入渓点からしばらくは魚影が薄く、小さいのがチラホラいる程度。底には砂が堆積しており、魚の隠れる場所が少ない。途中に大規模な土砂崩の後があり、これが原因で魚は少なかったようだ。これより上部は急に魚影が濃くなる。いたるところで魚が走っていく姿が見える。少々やぶがあるが、竿を出せる場所は多くある。100匹以上は魚の姿を見かけた。8匹程釣ってから、二股に到着。そこからは水量も少なくなってきたので、ここで引き返した。雪渓は下部の方にも少し残っており、食べ頃のウドもあって、帰りは山の幸を少しいただいた。
毛鉤は軽い方が食いがよかった。ボディの糸巻き量で重さを調節するが、最初重めのを使っていたが、どうも反応が悪かった。途中で軽いのに変えてから反応があきらかに良くなった。テンカラは青物釣りとは真逆で道具は竿と糸と毛鉤だけでリールも無いシンプルな釣り。だからこそ、仕掛けを操作する腕が問われるように思う。今回、100匹以上の魚を見かけたが釣れたのは、ほんの一部。まだまだ探求は限りなくある。美しいイワナに心が洗われた。次回は焚き火でイワナを焼いて食べたいな。
テンカラ道具の紹介
竿、ライン(道糸、ハリス)、毛バリ全てを揃えても10000円でおつりがきます。
渓流は涼しいのでこれからの暑い季節にはオススメの釣りです。
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