シイラヒット まさかのラインブレイク

能登ロックショア釣行記
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9/20三連休最終日、今回の台風は珍しく日本列島を西から東へ横断していき、本日その台風は能登半島より東側にいるところ。東から風が吹いてきたため、西側なら波、風共に割と弱く、釣りができるだろうと西向きのポイントSに入る。

朝マズメ5:00頃に現地到着。波は北側から打ち寄せてくるが、釣座まであがってくる程ではない。風は海に向かって右側からやや強く吹いている。潮は左から右に早い流れだ。うねりは若干北から入ってきているが、ルアー操作には問題ない。
30分くらいラピードF190を投げるが反応はなく、ベイトや魚の気配はまったくない。
5時50分頃、突如60mくらいの距離でなにかがチェイス。ルアーをくわえ上げるように大きな魚体が海面から姿を表す。その瞬間ルアーの引き抵抗がなくなり、背びれから背中にかけて海面から魚体を見せて水しぶきを上げながら魚が右に向かって走り出す。シイラだ。しかも先日釣ったものよりも大きい。その直後、ドラグが勢いよく唸って数秒後にフット軽くなる。なにが起きたのか一瞬わからなくなったが、リールを巻くとルアーがついている手応えがない。まさか先程のエアーノットでライン強力が落ち、そこで切れたのかと推測する。糸の状態を見るとリーダーが残っている。しかも、長さもほとんどある。切れ端を見るとノットの端末がない。ということは、ルアーの結び目で切れたのではなく、リーダー途中のスレで切れたのだろう。魚体の鋭い箇所または丸飲みされて口元の摩擦で切れたのだろうか。糸が勢いよく出た状態では、少しの摩擦でも切れてしまうのか。しばらく一人なぜなぜ分析をやってしまった。
よく走る魚の場合、かかりどころによってはこのようなことが起きるのだろうか。少なくとも魚体の長さ分は、太いリーダー(最低80lb)をセットし、結び目より数センチは長めにイモムシノットを組んでリーダーを保護することも考えたい。(狙うターゲットにより臨機応変に考える)

その後、北東の風がやや強くなってくる。夕方、人気ポイントに入ると風が強いからなのか人が誰もいなかった。ダイペン19cmにて3バイトあり、フクラギ1キャッチした。大きなプラグへの反応がよくなってきた。秋に近づくにつれてベイトが大きくなってきているのだろう。サヨリはちらほらいた。

魚体の根ズレ対策
ペンデュラムキャストするのであれば、リーダー長をトップガイドからリールシートより少し上の長さにする。こうすることで太いリーダーを付けても、リーダーがトップガイドより外側になるため、ライントラブルは発生しなくなる。
この利点により、細糸に太いリーダーをセットできる。pe3号+100ポンドとか
10フィートのロッドなら240cmほどの長さをとれるが、長いロッドだとさらに長くリーダー取れるため有利。