未開の地へ

能登ロックショア釣行記
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1/25000の地形図と航空写真を照らし合わせて、これまで何度かアプローチを試みていたが、途中の崖や草藪に阻まれて辿り着けなかったポイントがある。今回、そのポイントへのルートを見出し、初めて足を踏み入れることができた。
まずは、そこへ至るまでの行き慣れた500mほどの距離を、いつも通りランガンするとシーバスを1匹キャッチ。

波高は2m以上あり、時折大きなうねりがきて油断できない状況。こんなときは、まずは過剰な程でもいいので後ろに下がって、しばらく海の様子を眺めた方がいい。風は収まっており、波高は徐々に落ちてくるだろうが、天気予報はあくまでも予測でしかないので、現地の状況が第一だ。波の起伏に注意を払う。

初場所に足を踏み入れる。いいようの知れない緊張感が走る。
すぐにシーバスがヒットする。その後もいそうなポイントにルアーを通すと立て続けに反応があり、瞬く間に5回ヒットした。



今回のヒットルアー↓


やはり、人の入っていないポイントには魚が豊富にいる。 
しかし、能登半島においては、年間を通して比較的人が入っていないポイントは他にもあるが、たった一人の釣り人がそこで魚を釣り上げると、もともとそこに住み着いていた魚は数年経っても回復しないように感じる。実体験として手つかずのポイントに初めて入ったときは、シーバスが入れ食いになることは珍しくないが、2度目は同じようなことが起こることは少なくなり、数年経っても初めてのときのような入れ食いの状態には戻らない。不思議なのは、人が頻繁に入っているポイントから50〜100mほどとそれほど離れていないポイントであっても、そこに人が全く入っていなければ、よく釣れるということも経験している。もしかしたら手つかずの場所にいるシーバスは、決まったポイントと沖をシーズンで往復している個体がおり移動範囲は狭いのかもしれない。だからこそ一度釣られると、そこにいた魚が警戒するかいなくなり、長期間は以前のように元通りに回復しないのかもしれない。




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