魚が小さい

能登ロックショア釣行記
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11月上旬。

T氏と釣行。 夜明け1時間前に胴長25cmほどのアオリイカをキャッチ。明るくなってから、コヅクラサイズのバイトが数回あり。T氏は数匹キャッチしたが、魚がいずれも小さい。 先日まではガンドサイズばかりだったので、海に変化が起こったものと思われる。しばらく続けているとその内、コヅクラの反応もなくなり、集中力も切れてきたあたりで釣りを打ち切る。

それからは久々のポイント開拓に向かう。目星を付けた地点に向けて遊歩道を30分ほど歩いていると、先を歩いていたT氏が血相を変えてこちらに向かって走ってくる。スズメバチの巣が倒木の裏にあって、蜂がたかっていたようだ。この先に進むために遊歩道を外れ蜂の巣を迂回して目的地点になんとか到着。

ここからは本格的に遊歩道を外れて藪漕ぎする。踏み後の痕跡は無し。しばらく進むと断崖に阻まれ進めなくなる。途方にくれながら海岸線に目をやると、周囲と比べ一箇所だけ断崖が途切れていて、かつ緩い傾斜が続いて海岸に降りられそうな地形を発見。遊歩道を戻ってそこに向かってみる。

秋晴れの眩しい空と開放感のある景色で気分は晴れやかになる。目標地点に向けて緩やかで細長い尾根を下る。段々と傾斜が強くなってきて、45度ほどの傾斜が続く。海岸に降りられそうなところまで確認できたが、最後の傾斜は50〜60度ほどで降りてしまうと戻るのが大変になるので、ここで引き返した。ルートを確認できたのは大きな収穫だ。踏み後こそないものの、下りられることがわかった。崖にジグザグに掘られた道があったら歩きやすいと思う。昔は道はあったのかもしれない。いつかもう一度行ってみたい。

今年はアオリイカが好調だ。今の時期になると胴長25cmオーバーも釣れる。下の写真のアオリイカはエギ3.5号をガッチリ抱いていた。

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