2025.8.5
北陸の山間部の河川では、8月に入るとオロロと呼ばれる吸血アブが増えてくるのが懸念事であるが、シーズン中にあと1回は宮川下流に行きたかったので、もし、オロロが大量発生していたら、プランBとして他の河川、例えば神通川に転身すればいいと思いとりあえず行ってみることにした。(オロロは場所によっては大群に纏わりつかれることもあるほど、恐ろしい存在である。)
まずは、前回釣りをした橋の下の駐車場に行ってみると、ここにはオロロはいない。ここで始めるのもいいのだが、前回とは違うところでやってみたかったので、他のポイントの様子も見にいくことにした。すぐ近くのポイントである体育館の駐車場にはなぜか車が1台も停まっていない。するとすぐに、たくさんのオロロに車が取り囲まれコツン、コツンと嫌な音を立てて車に体当たりしてきた。即引き返しさっきのポイントに戻る。不思議とここにはオロロはいない。オロロが好むのは20℃代前半の気温と高い湿度らしい。それほどさっきのポイントとは離れていないのだが、いるところといない場所がはっきりと分かれるのが不思議なところだ。

オトリは天然を2匹購入。大きくてすごく元気がよく扱いに手間取るが、すぐに野鮎が掛かる。しかし同じポイントでの連発はなく、別のポイントに入れるとすぐに掛かるのだが、どこも単発で後が続かない。そこで、オロロがいそうなので気になったのだが、少し上流のポイントに移動してみる。日が昇り気温が上がってきたせいか、オロロは、いなかった。これ以後、今釣行でオロロに遭遇することはなかった。
移動先のポイントは、流れは緩やかで水深も浅く、釣りはしやすいのだが、魚からの反応がなかなか得られない。しばらく粘って落ち込み際の小さなポイントで1匹掛かるが、目視できる魚影も少なく、魚が少ないとみて早々に移動することにした。

最後は、前回よい思いをさせてもらったポイントに行った。前回釣った時間帯は夕方だったので、まだ早いかもと思ったが、そんなことはなく、ここから入れ掛かりとなる。膝下の浅場だが1.5号〜2号のオモリを付けて竿先でオトリを引っ張り右往左往させるとすぐに魚が掛かる。ルアー釣りの経験が長い私にとって、オトリを強引に動かして釣るスタイルになってしまう。ほとんど泳がないオトリでもオモリを付けて、竿先でオトリを動かし続けると魚は掛かる。

節約志向の私は1本の針を丸1日使い続けることが多い。それでも宮川下流の鮎は重さがあるからなのかバレることは少なかった。とはいえ終盤になると4回連続バラシがあったので、針を交換した方がよかったのかもしれない。それでも終わってみれば35尾の釣果だったので釣った魚は冷凍せずに数日で食べきる自分にとって、この釣果は十分すぎるほどである。
釣りをしているときに川面に大きなゴミ袋が流れてきたのかと思ったら、正体は大きな鯉だった。ひざ下の浅瀬であるが、黒色の鯉から、鮮やかな朱色の鯉がゆったりと泳いでいた。

竿の口栓の代用について
残念だったことは、釣りの最中に竿の上栓(元栓、竿栓、口栓ともいう)を無くしてしまったこと。なにか代わりになるいいものがないかと探すと、トレッキングポールのキャップがよかった。竿によって直径が違うので、スポンジまたはゴムテープ等で調節すればいいと思う。


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