好条件だが、咬み合わず

能登ロックショア釣行記
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12/5
14:00頃から久々に木ノ浦に入る。波高は2m程あり、たまに大きなうねりも来る状況。風は止んでおり、ルアーは遠くに飛んでいく。
釣り座は、割と高いので、波をかぶることはないが、水しぶきが頭からかかることがあり、ちょっと不快。
手前10m程はさらしに覆われており、海面がガチャガチャしててルアーを潜らせることが難しい。
16:00過ぎまでやるが、一度チェイスがあり、その直後、小さなボイルが発生したが、魚のヒットはなかった。

友人からの情報では、ポイントKに昼過ぎに入ったとのことだが、70〜80cmサイズのサワラが沸いており、先行者はサワラ数本と、80cmオーバーのシーバス、さらに85cm程のヒラマサをキャッチしていたとのこと。ヒットルアーは全てジグ。友人も釣り始めてすぐに80cmクラスのサワラのヒットがあったが、抜き上げるときにバレてしまったとのこと。その後も1度ヒットしたが、これはフックアウト。全体を通してベイトの姿は確認できなかったとのこと。

もともと明日も木ノ浦周辺でやる予定だったが、この情報を聞くと心が揺れ動く。
しかし、人の情報に振り回されるのは、よくないと言い聞かせ、自分を信じて、明日も同ポイントでやることにした。

12/6
昨日に続いて風は穏やか、波は大分収まっており1m程。釣りはしやすいベストな条件だ。
昨晩は車中泊したが、この時期は冬山用のシュラフがあると快適に寝られる。8時頃就寝し、5時頃に起きたので9時間たっぷり寝られた。気力はみなぎっている。

釣り場に着いて気になったのは、さらしで発生した泡が、70m程の距離に帯状に漂っており動かずに滞在している。この泡より内側から磯にかけての潮は、まるでオイルフェンスのようにガードされているようであまり流れていないように見受けられる。
あまりこれには気にせずに気力充分なままに釣りを黙々と行うが、一向に魚からの反応は得られない。

そんなとき携帯を見ると友人からヒラマサキャッチの報告が!
心が動揺する。まだ8時だが、場所を変えた方がいいのか。悩むが、これから雨が落ちる予報のため、そこを区切りと決めることにした。

8時半頃、このポイントに見切りを付ける。
友人から同じポイントでやらないかと誘いを受けるが、時合には間に合いそうもないため断る。
そこでポイントKに向かうが、車が4台とまっていたのでスルーし、お気に入りのポイントへ。

最後は、自分の通い詰めた勝手知ったるポイントで果てようと思った。

そんなころ、友人からさらにガンドキャッチの報告が!気持ちが焦る。しかし、お気に入りのポイントでキャストを繰り返していると、そんな気持ちもじょじょにやわらぎ穏やかな気持ちになっていた。友人は釣りを始めてまだ1年で年齢も若い。この1年間、友人からは、いろいろな気づきや、洞察が得られた。固定観念にとらわれていた自分に気がつくきっかけを与えてくれた。自分の成長のためにも新しい技術についていけるよう情報収集は怠ってはいけないと思った。

釣りの話に戻ると、この日は300m程沖では遠めでも大型とわかるサワラのボイルと跳ねる姿が何度も見られた。20m程の近距離でヒラマサらしきボイルも何度も発生したが、手持ちのルアーを何を通しても反応せず。
一度ロッドを立ててのポッパーのただ巻きに、5,6匹の70cm程のヒラマサが追いかけてきた。足元にはたくさんのマイクロベイト。正体は3cm程のシラス。やっかいな条件だ。
結局ヒットは得られずに終了となった。

帰りに志賀町の有名ポイントで少しやってみる。フクラギらしきボイルが近くで発生していたが、手持ちのルアーを何を通しても反応せず。

後から聞いた話だが、友人は別日にそのポイントに立ち寄ったとき、30g程のジグを表層のスローリトリーブをするとフクラギが途端に入れ食いになったとのことだった。シラスがベイトのとき、青物は楽に食える相手と思っているので、吸い込みが弱くなっていることが通常の操作のルアーにヒットしない一つの要因とのこと。だから、それに合わせて沈下速度の遅いルアーのスローリトリーブが有効とのことだった。そんなやり方は思いつかなかったので、改めて魚の気持ちになって考えてみることが大切だと思った。

今シーズンはマイクロベイトに苦しめられた。振り返るとライトタックルが有利な条件の日が多かったように思う。友人は自身のことを釣り初心者と言っているが、視点が鋭く勉強させられることが多い。「若者は大人よりも前を歩いている」 『嫌われる勇気』 で紹介されていた言葉だ。現代人は昔の人よりも豊かな生活をしているといわれる。歴史が発展している以上、後から生まれた人の方が発展した文明の恩恵を受けているから、先人よりも先に進むのが早いはずだ。あとから友人に聞くとさっきのシラス対策についてはYoutubeで得た情報とのこと。今の時代、情報を活用することで有利になることを実感。

【今年のまとめ】
今年は1年を通して大型に的を絞って、19cmのプラグを標準としてヘビータックルを投げ倒したが、これに見合った大物はヒットせず、またフクラギ等の小物のヒット率も低かった。1年を通してベイトは小さいことが多く、2,3cm程のマイクロベイトへの対処には、明確な答えを見いだせず苦しめられた。これに対して、ライトタックルをメインに使用していた友人の釣果は数、型共に私を越えており、魚からのコンタクトも多く得ており釣果は安定していた。さらに、良型のヒラマサのヒットも私よりも多く得ている。友人は11〜16cmのプラグ30〜60gのジグをメインに使用している。大物にこだわるのも夢があるが、そもそも魚からの反応が得られなければ魚との対話も成り立たないわけで、試行錯誤することにも、つながらないため自身の発展を望むことは難しくなる。様々なスタイルがあることは理解するが、まずは釣ることが技術向上への近道と考える。私も来年はライトタックルとの2本立てて臨みたい。

これから始める方への用具のアドバイスとしては、10〜16cmのプラグ、30〜60gのジグを扱えるロッドをオススメしたい。バットパワーは、5kgクラスの魚ならドラグを出さずに一方的に寄せられるものがあればベスト。さらに欲を言えばシーバス用の軽量プラグも扱えるものであれば、これ1本で能登ロックショアのほとんどのシーンをカバーできると思う。しかし、年によってはベイトが大きいこともあるので、その場合は、大物用のヘビータックル1択なのは言うまでもない。しかし、大切なことは、海況を観察し、魚の食性を早く見極めてそれに合わせることです。
最後に、来シーズンに向けての自分自身を鼓舞するため、昔の雑誌「青物JAPAN」より引用の言葉を自分自身に贈る。

「俺達はショアで夢をつかむ!」
 
夢を持って釣りに臨みたい。

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